Python入門

Pythonで初めてのツール開発!初学者こそやるべき理由とは【初学者】

みなさんこんにちは、ナナと申します!

普段はQAエンジニアと呼ばれる、アプリやWebサイトに対し品質向上を目的としたテストや分析を行うエンジニアをしております!
現場でもテスト設計/実施から品質改善提案などを行う現役バリバリのエンジニアです!
そんな業務の中でも、主にPythonを使って業務効率化を進めていたりもします。

早速ですが、この記事を読んでいるあなたはかつてこんなことを思ったことはないでしょうか?

「プログラミングを勉強してみたのはいいけど、何に役立つんだろう?」
「Pythonが初学者向けって聞いたけど勉強法がわからない!」
「Pythonのスキルを身に着けたらどんないいことがあるの?」

実際Pythonを勉強しようとしたけど何を勉強すればいいんだろう?勉強したら次は何をすればいいんだろう?となって挫折してしまった・・・ということがあったと思います。
特に今回はそうやって躓いてしまった方へ力になること間違いありません。

実際にPythonを勉強してみたい!という方や、
Pythonで副業したり自身のキャリアアップへつなげたいと思っている方にも参考となるかなと思います!
ぜひ最後までお付き合いください!

最初はツール作成を目指そう!

まず初めに結論から入ります。
Pythonの勉強を始めたら、まず初めにPC上で動くツールを作ってみることを目指しましょう!

「え!?いきなり作るといわれてもどうすれば・・・」

と思うかもしれません。
確かに、いきなり何もアイデアもないところからツールを作るなんてことはそう簡単ではありません。
なので、まずは日ごろの仕事で「これめんどくさいな・・・」って思ったものを書き出すところから始めてみましょう。

例えばこんな感じ。

「チームで出す日報、いちいちテンプレから呼び出すの面倒だな・・・」
「会議の議事録を社内NASへ格納するのが手間だな・・・」

ここで挙げたのはあくまで一例ですので、あなたの思う課題を出すところから始めてみましょう!

身近なものであればあるほど良いです!
実際に自分が使いたいと思えるツールを作ることでPython、
ひいてはプログラミングの便利さが身に染みるはずです!

では次に、なぜツール作成を目指すべきなのかを紹介していきます!

なぜツール作成を目指すの?

なぜツール作成を目指すべきなのか、私の体験談をもとに説明していきます!

初めてのプログラミング勉強!しかし・・・

初めてPythonを勉強したとき独学で1冊本を読んで勉強したのですが、そのあと次に何をすればいいかわからずその先の勉強を挫折してしまいました。
この時は「きっと独学で勉強したことが原因でうまくいかなかったんだな、次はほかの人から教えてもらえばきっと続くはずだ!」と思っていました。
であれば次は、今度は会社の研修でPythonを勉強してみました。

しかし独学で勉強したときと結果は変わらず、「あれ?この勉強したものはどうやったら活かせるんだろう・・・」となってしまいました。
そう、またしても次に何をすればいいかがわからなくなり、再び挫折してしまったのです。。。
この時の私の状態を例えるなら「やたら準備運動だけしっかりしているのに何の種目に出るのかわかっていないスポーツ選手」みたいになっていたのです。

一方何も得られなかったわけではありませんでした。
エンジニアでなくてもプログラミングを勉強して自分でコーディングできるようになっておくと普段の作業が楽にすることができるということを知りました。
そのため、何とかして諦めず自分のものにしたいと思っていました。

プログラミングにリベンジ!

研修を受けてからしばらくして、年単位で忙しかった仕事がひと段落ついて落ち着いてきました。
それは去年の秋頃、私と直属の上司で会話しているときでした。
その上司は普段は厳しいものの、新しいことをやりたい人のことは全力で応援もサポートもしてくれる信頼できる人でした。

その会話の中で上司から、「せっかく時間できたしプログラミングを使って業務の効率化に挑戦してみない?」という話をいただきました。これは絶好のチャンスです!
私は二つ返事でこの話を受けました!このときあまりにも私にとって都合がよく、思わずニヤリとしてしまいました!

早速その上司の下で勉強したのですが、その時に「自分でPythonにてツールを作ってみるのがいいよ!」ということを提案してもらいました。
その教えの通り私は1日使ってツール作成を実施し、早速仕事で役に立つ簡単なツールを完成させることができました。
その時はメンバーのタイムシートファイルから稼働時間を抽出するだけの簡単なものを作ってみました。

三度目の正直、その結果は・・・

実際に自分の手で作り上げたツールが動いたときは「何度も挫折した自分でも便利なものが作れるんだ!」となり、感慨もひとしおでした。
それに加えて、一つの仕事をやりきったことによる達成感も得られました。
その結果Python学習のモチベーションアップにもつなげることができ、無事「Pythonを勉強したら、次は何をすればいいの?」という悩みも解消されました!

達成感が得られたところが特に大事だと感じています!
自分でもできるんだ!となればモチベーションにつながります!

それからは定期的にPythonを使って業務を効率的にこなせるツールを作るようになりました。
さらに、これで日々のめんどくさい仕事に時間をかけることも減り、快適に仕事できるようになりました。
挫折していたPythonを学ぶことがついにでき、そのPythonでより仕事ができるようになったのです!

終わりに

ここまでの内容をまとめると、このようになります!

今回のまとめ
  • Pythonの勉強を始めたらまずはツール作成を目指そう!
  • ツール作成からプログラミングが便利なものであることを実感しよう!

Pythonは最近流行りのAIや機械学習でも使われてる言語であったり、プログラミング初学者にオススメな言語ということで興味を持つ人が多い言語です。
でもきっと、こんな私と同じような最初の一歩目の座学はできても次に何をすればいいかわからない人はいっぱいいると思います。

一方、そんな人に向けてのアドバイスはインターネットで調べてもなかなか出てきません。
そこで私の上司が私に対してしてくれたことと同じように、私も自分と同じような悩みを持つ人に次の第一歩を導いてあげたい!そして、一人でもプログラミング学習に挫折する人の力になればいいなと思っています。

読者のあなたの力になれば幸いです。ここまで読んでくださりありがとうございました!

ABOUT ME
ナナ
QAエンジニアの現場で活躍する立場からPythonやプログラミング学習情報を発信。 初めてプログラミングを学ぶ社会人や、Pythonを生かして転職やキャリアアップをしたい人、少しでも普段の業務をPythonの力で楽できるようになりたい人に向けて役立つ情報を発信。 趣味は競技性のあるゲーム。最近はMagic:the Gatheringに熱中。